難題は「思考の整理」から
「数独」を解くコツは、「ここにはこの数字しか収まらない」ところを探すことです。さらにコツを言えば、その数字を決めてしまうこと。例えば「1」。「ここには1しか収まらない」ところから探し、数字を埋めていく。それが埋まれば「2」。そして「3」へと進めていく。
一度にたくさんのことを考えてしまうと、頭の中がパニックになってしまいます。まずは落ち着いて。そして整理していく。それがコツです。
さて、今週、勉強の仕方を学ぶ講座「まなびBASIC」で次のテストに向けて目標設定をしました。この講座はワークショップ形式で行い、するべきことを記入してもらいました。
手順はこのような流れです。
目標達成するために「するべきこと」を書き出す
↓
「するべきこと」に「ワクワク」「重要」などの観点で点数をつける
↓
点数順にランキングを作成
↓
上位にランキングされた「するべきこと」を中心にして、それを抽象化したり、具現化する
↓
一枚のシートに整理して完成!
所要時間はおよそ70分間。これを書き上げた時の受講生たちの表情は、夢を掴もうとする顔でしたね。キラリと光る表情は見ていて清々しいものです。
最後に、受講生たちに今の気持ちをアウトプット(出す)してもらうために、作文を書いてもらいました。そこには「今すぐ勉強に取りかかりたい!」という気持ちが原稿用紙に埋め尽くされていました。
ほとんどの中学生たちは、テストに向けて何をしたらいいのかを把握しています。
しかし、その数が多すぎて、何から手をつけていいのかわからない。つまり整理できていない様子です。
そこを整えてあげる時間と場所、手法を用意してあげることで簡単にテストに対する不安を手放せます。
思考が整理された後は、行動するのみ。
なかなか行動できない時は、思考の整理をすると
次に進みやすくなりますよ。
2017/12/17 Category | blog
« 第79回 中学3年生の三者面談。進路を決める大事な面談にどのように臨むべきしょうか。 中学受験は親の声かけが「9割」 »