一流の文学作品 × ゴールデン・エイジ = ミラクル?

冬期講習は、受験生がメインで行われていますが、その他にも人気の講座が行われています。

「 読書講座 」

私はやっぱりこの講座が好きです。
先日は「学者アラムハラドの見た着物:宮沢賢治」を読み上げて、みんなで主観と客観のそれぞれの視点でこの作品を読み解いてみました。

生徒達と私で意見交換したのですか、生徒達からのユニークな視点に気づかされました。それは私自身には存在しない視点であり、作品の奥深さを感じさせてくれた大発見でもありました。私も勉強になりました。でも、一流の文芸作品は簡単に理解できるものではありません。他者の視点から理解が深まることもある。これで良いと思っています。

さて、この読書講座は、宮沢賢治の他にも幸田文、新美南吉を読み解きました。次回は志賀直哉や藤原ていにも挑んでいきます。作者の名前を見ると難しいイメージを抱きますが、読んでみると小学生たちは「スーッ」と、文学の世界に入っていきます。さすが一流の文学作品、そして多感な年頃ゴールデン・エイジの小学生たち。この二つの掛け合わせがミラクルを生むところも読書講座の醍醐味です。

>名文に浸かる「読書講座」
https://www.manabikenkyusyo.com/?page_id=11308#dokusho


2017/12/27 Category | blog 



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