入試前の「勝利の調整サイクル」
現代のスポーツ界では、もはや常識となってきた試合前の調整方法。サッカー、バレー、卓球、陸上(マラソンは除く)の監督やトップアスリートたちの本を読むと、必ずと言っていいほど出てくるこの方法。それは、大会の1~2か月前になったら練習試合を数回こなすこと。この目的は勝ち負けではなく、ここまで練習してきたことがキチンと機能するかどうかを試すことです。そして、この練習試合で浮き彫りになった問題点を確認し、その後の練習に活かし、また練習試合に挑む。このサイクルを繰り返しながら本大会へと向かっていきます。
まなび研究所でも、小6生や中3生の受験生にこの方法を適用しています。今年で6回目となりました。年を重ねるごとにこの調整方法にも改良が加えられ、今ではまなび研究所の受験指導方法の大きな特徴の一つとなっています。
今週末に、中学入試が行われる今年の小6生も、もちろん取り組んできました。昨日はその最後の練習試合となる算数と国語の学力テスト。国語は、採点を終えていないので比較できませんが、算数については4月に76.4点だった平均点が、1月には92.4点まで上昇(受験生のみ)。このテストでは、浜松西中に合格するには75点、附属中は80点が目安ですから、十分な得点ができるようになりました。受験しない生徒たちも、西中合格ラインを超えるまでに成長。クラスの雰囲気はとても良好です。
10月~12月までの授業は、ほぼ毎回が練習試合となるテスト、テスト、テストを繰り返し、勝利の調整サイクルを回し続けてきました。生徒たちが頑張ったおかげでとてもいい調整ができています。これならば結果が楽しみです。
さぁ、次は中3生です。国語は12月から始めましたが、数学・英語・理科・社会は今月より、調整サイクルを回し始めました。3月の高校入試まで約14本のテストに取り組みながら学力を仕上げていきます。
まなび研究所
2013/01/10 Category | blog