公立中高一貫校の試験課題から見えてくること
2020年度の大学入試改革に向け、アウトプット力が求められるようになってきた昨今。
対応に難儀している学生の話をよく聞きます。
今では大学入試をはじめ、高校入試、中学入試、学校の授業や問題集までもがこの大改革の追随を始めています。世の中全体が改革の方向に向いています。
先日行われた公立中高一貫校 浜松西高中等部の中学入試。そこで課せられた集団面接試験の課題も興味深く、改革の匂いを感じました。
その課題は
「何のために働くのですか?」
でした。
面接試験だけでなく作文課題もこの譜系にあるものでした。
浜松西高中等部の課題傾向からアウトプット力がある生徒を入学させたい意図が見えてきます。
IoTやAIの急速な進化も追い風になり、知識よりも「考える力」や「伝える力」が入試において最重要項目になってきました。入試というよりも社会が求めていますよね。
「勉強とは社会を生き抜いていく力を身に付けること」と、定義されはじめたことを肌で感じている今日この頃です。
画像著作者:SibilantRise
2018/02/07 Category | blog