子どもにどんな本を読ませてあげたらいいのか?
3月から新年度授業が始まり、昨年にも増して受講生(小中学生)に文章と言葉を与えています。いやむしろ浴びせていると表現したほうが適切かも。それだけ多いと思います。題材は、問題集、本、新聞など様々。特に新小6や新中1・2、新中3受験生には、国語の知識を活用できるようにするために新聞を使ったトレーニングに力を注いでいます。
まなび研究所が扱う新聞は、こども新聞ではありません。中高生新聞です。読み合わせ、解説、ディベート、作文、意見文・・・レッスンのステージは上がっていきます。また朝日新聞の天声人語を使った要約トレーニングも大きな効果があります。投書欄やオピニオンなどから様々な立場の人の意見に耳を傾けていくトレーニングも欠きません。
常々思うのですが、小中学生のような成長期には、言葉や文章、考え方のシャワーをいっぱい浴びるべきだと思っています。この量が学力向上を促します。そして思考が深く、相手の気持ちを慮れる大人へと成長させていきたいですね。
先日、作家の石田衣良さんのポッドキャスト番組を聴いていたら、量の話をされていました。第一線で活躍されている作家さんも私と同じ考えだったことがわかり、とても励みになりました。是非皆さんも石田さんのお話に耳を傾けてみてください。
きっと題材を選ぶことよりも量を触れることの方が道が開けることがわかると思います。
「恋と仕事と社会のQ&A」
石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」
Q84 小さい頃どんな本を読んでいたんですか?
http://podcast4.kiqtas.jp/ishidaira/
石田衣良公式サイト
http://ishidaira.com
2018/03/14 Category | blog
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