勉強は放任や強制より「動機づけ」
「学校の授業のことではなくて、勉強の仕方を教えてほしい」最近とてもよく耳にする声です。
今週もまた一人、あるお父さんから懇願するように言われました。
よく言われる「魚を与えるのではなくて、釣り方を教える」と全く同じ意味ですよね。
社会でお仕事をされているお父さんやお母さんは、このことを痛感していらっしゃると思います。
そこでお子さんの将来を考えたときに
「社会で生きていく力」を身につけてほしい、
となるのでしょう。
これはもっともなことですが、私はこれだけでは習得に至らないと思っています。
なぜなら「何のために」が存在しないからです。
目的を描けていれば、釣り方を教えてもらった時に覚えも早いし、自分なりにアレンジして工夫をするでしょう。
だから「動機づけ」が必要なのです。
日本人の小中学生や高校生、大学生も「動機づけ」がなかったり、目先のテスト、進学で終わってしまうケースがとても多いように思います。
それが原因でトラブルになるニュース(燃え尽き症候群、不登校、親子関係の不和)も多いですよね。これでいいのでしょうか? そんなちっぽけな世界に収まろうとするのではなく、勉強の先にある社会をイメージした動機づけを持ちたいものです。もっとダイナミックに行こうよ!と伝えたいですね。なぜなら10代は、何にだってなれる可能性を秘めているから。時間を有効に使ってほしいです。
そこで、私からの提案ですが
自分の将来をダイナミックに想像するために、
もっと外へ出かけてほしいのです。
大人の話を聞きに行く。
人が集まる流行りのレストランに行く。
ノーベル賞を受賞した人の講演を聞きに行く。
自分より1ミリでも魅力あるものに出会うこと。
これを何度も繰り返すことで、どんな自分になりたいのか輪郭がはっきりしてきます。10代はインプットの年頃。良質なインプットを求めてどんどん外に出かけましょう。
最近読んだ本の中にこんな一節がありました。
”行動力のある人は運がいい”
これが、科学的に証明されてるんです。
これはもう、外へ出かけるしかないですね。
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2018/05/11 Category | blog
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