静大附属浜松中、合格への道 中編














前回の続き



静大附属浜松中、合格への道 前編
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<国語>



国語は記述問題が中心。しかも高難度。文章読解からして難しいです。その上、記述で答えなければならないのだから、読む・解く・書くの総合的な国語力が求められると思ってください。高校入試でも、大学入試でもお目にかかれないような、行間を読ませるような独特な問題が並ぶのが特徴(公立高校入試より難しい)。



受験勉強は、基本となる「読書」が必須です。どしどし読書をしましょう。それも様々なジャンルです。大量に多ジャンルをスピーディーに読んでいること。これが基本となり、これが弱いと受験勉強をしても学力が積み重なりません。読書体験が少ないお子さんは、まずはたっぷりと読書する習慣を作ることから始めてください。その上で受験勉強、過去問に挑むのが順序です。



次に「書く力」です。こちらも避けて通れません。書くトレーニングは、作文から練習するのがベスト。お子さんが小さい頃から、手紙やお話をよく書いていたというケースは、書く力が高く、附属中の入試に向いていると思います。自信を持って受験勉強に励んでください。



一方、書く体験が乏しい(乏しかった)お子さんは、作文トレーニングを必ず受けてください。短時間で書きまとめられるスキルが必要だからレッスンを積んだ方が賢明です。今から、書き慣れることです。



中学入学後のことも考えると「短時間で書きまとめる力」は必要なスキルです。なぜなら、附属中はレポートを書く機会がとても多いからです。時間の使い方を大きく左右することになります。



続いて、漢字や語句の問題ですが、高難度の記述問題に比べると驚くほど簡単です。ゆえに試験では一問も落とせません。教科書レベルの漢字を完璧に書けるように繰り返し練習しましょう。



受験では、算数はみんなできる(特に男子)ため、差がつくのは国語になります。国語で点数を取れるように受験勉強をしてください。



では、ここまでをまとめましょう。



国語は、読書と作文トレーニングを土台にした上で、問題演習と過去問対策です。



次回は算数とその他について考えましょう。





静大附属浜松中、合格への道 後編
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2018/06/01 Category | blog 



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