どうする? 国語が管制塔の役割を担う時代 その4
<前回の続き>
どうする!? 国語が管制塔の役割を担う時代 その3
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3:論理力
語彙力と作文力には密接な関係があります。
「語彙力」をインプット、「作文力」をアウトプットと言い換えましょう。
インプットとアウトプットを連携させていくことが語学習得にもっとも効率良い学習方法。両者は相互に関係し合い切り離せない関係で成り立っています。
インプットとアウトプットは、型がないまま行うと、返って時間がかかり効率が悪くなる場合があります。また、定着しにくくなることもあります。
そうならないためにも型を知る必要があります。
しかも文章の型です。
まずは基本編として次の三つの型を身につけたいですね。
・言い換える(A.B.C つまり Z)
・比べる(A に対して B)
・辿る(A なため X)
これらは全て論理的思考の型です。知っているだけでも文章の読み方が深くなってきます。
ビジネスでもよく使われる型があります。「空雨傘」がありますね。
空を見上げたら雨が降り出しそうだった。なので傘を持っていった。
(AだからB なのでC)
このように型を知っていると文章が読みやすくなり、書きやすくもなります。
これを論理力と言います。
論理力があると、インプットの仕方もアウトプットの仕方も整理されるため、学習の速度が早まります。
型を持っている大人の話はわかりやすいものですよね。
ここまでお読みになられて、国語力が勉強の要になっていることがお分かりいただけたと思います。
では、次回の最終回で「国語管制塔の役割を担う時代」についてまとめます。
お楽しみに。
次回は最終回。いよいよ管制塔の意味がわかります。
どうする!? 国語が管制塔の役割を担う時代 その5
どうする!? 国語が管制塔の役割を担う時代 その5
2018/06/26 Category | blog