パイロム、発想は無限大
開塾当時に購入した銀色に塗装された鉄製の丸テーブル。
今は三階へ続く階段の踊り場にポツンと静かに置かれている。
しかし授業が始まる前は賑やかになる。
子どもたちがテーブルを囲み
額を合わせて侃侃諤諤、何やら一生懸命になるのだ。
子どもたちの真ん中にあるのが積み木。
ちょっと変わった形をした積み木。
その名は「PYROM(パイロム)」。
ヨーロッパの積み木デザイナー、フレッド・フォス氏が手がけた逸品。
これが面白い。
二等辺三角形を基本形にデザインされた積み木がなんとも不思議。
幾何学的、数学的な美しさを放ち、子どもたちを魅了する。
子どもたちは毎回異なる作品を作り出す。
授業がある度にどんどん作り変えられていく。
おっ、かっこいいね。
うん、キレイだ。
へぇー、どうなっているの?
子どもたちの発想は無限大。
これからどんなアイデアが生まれ、形になるのか。
その出来栄えを眺めるのが私の楽しみでもある。
2018/07/14 Category | blog