国語 記述問題で得点するための方法

今夏の夏期講習、

国語 絶対外せないキーワードを見抜き、
的確に答えを導き出す加点される記述問題の答え方
(小6受験生向け)





では、自分の思考癖に気づいてもらおうとする主旨のもと、

3時間連続授業を二日間行いました。




問題レベルを静大附属中の国語、

浜松西高中等部の作文問題に設定し、




①問題演習 → ②講義 → ③問題演習




と進め、

自分の意見を書いて伝える時間を

たっぷりとりました。




受講してくれた小6受験生たちは各々が自分の癖に気づいた様子で、

後半の問題演習では正答率が高まりました。



ところで、国語の記述問題が苦手な子の作文をみてみると、

ある特徴がみえてきます。

いくつかあげてみますね。




・抽象的に書いてしまう




・「て」を多用した文章




・一文が長い




・気持ちを書けない




・状況説明ばかり




・代名詞を多用する



ちなみにこれらの特徴は、読書量とは関係ありません。

その子自身の思考グセなので、

本人が癖を自覚しなければ

記述問題で得点できるようにはなりません。




では、できるようにするにはどういたらいいでしょうか?




それはちょっと酷ですが

「晒す(さらす)」必要があると思っています。

つまり、自分の考えを人前に晒す体験により

自分の考え方が他人と異なり、ズレていると気づきます。




晒されることにより、

それなりに心に衝撃を受けます。

恥もかきます。

そもそも晒すには覚悟も必要です。

しかし、これがきっかけでズレに気づくわけです。




気づけばあとは早い。

何をどうすれば良いのか、

上達のためのロジックを教えて上げたり

わかりやすい文章の型を覚えさせたりすれば

上手に答えられるようになります。



先日のブログ「すごいぞ、テレビ電話のレッスン!」

テレビ電話のメリットを語りました。

しかし記述問題の対策について即効性を求めるならば

テレビ電話ではなく集団授業に軍配が上がります。




言葉や思考癖は、誰と会話しているのかで、質が決まってきます。

また少ない人数より、

複数の人と会話している方が豊富になり広がりが生じます。

多様性のメリットですね。




複数の中で学ぶことが国語に限らず、

英語も中国語も語学には全て共通していると私は思っています。




そうそう、晒す体験とは

みんなの前で発表することであり

作文を書くことです。




積極的にアウトプットしていくことが

記述問題で得点できるようになっていきます。




2018/08/27 Category | blog 



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