見えた、大学入試改革。現中学生は要注意!
2020年度から実施される「大学入学共通テスト」。この大学入試改革にむけて大学入試センターはある取り組みをしてきました。
二回の試行調査(プレテスト)
この調査結果から入試問題の方向性が定まったのでしょう。予定していた三回目の調査を中止しました。これを受けて各大学が、どのように入試改革を実施するか検討をはじめています。
早くも方向性を示す大学も現れ、2020年度大学入学共通テストの輪郭がハッキリと見えてきました。
これも今朝、名古屋で受けた最新の大学入試セミナー(100名限定で満員!)のおかげです。
大学入試改革は、発表された時とはその内容が大きく異なり、変革ぶりはメディアで騒がれているほどではないことになりそうです。
しかし注意するポイントはいくつかあります。
・国立と私立で改革の扱い方が大きく異なること
・本格的に改革が始まるのは2024年になること
詳しくは、まなび研究所の面談やセミナーでお伝えしていきますが、現中学生や小学生の高学年は早めに正確な情報を抑えて、勉強の仕方を棚卸ししておきたいところです。
ビジネスをしている立場から言えば当たり前ですが、社会で起きていること、実生活で求められること、そして自分の考えを問われることが求められ、これが今回の入試改革の根幹となります。
昨日、面談をしたお母さんの話が思い起こされます。
”会社で新入社員の研修をしていると、自分で物事を考えない子たちばかりで驚きます。すぐに答えを求めてくるから困っています。教えられてばかりで育てられた子を社会は必要としていませんよね。”
勉強の先に描くものは「社会で必要とされる力を身につけること」ですね。
2019/05/16 Category | blog