厳しい採点基準!? 浜松西高中等部の作文問題に必要なこと
浜松西高中等部の公開模試(6/1実施)で実施した作文問題の採点を終えました。スタッフと共に作業を進めましたが、その子の考え方が見えて、それはそれで楽しい作業でした。
さて、作文の採点をしていると、思うことがあります。それは、語彙力の有無です。
その子にどれだけの語彙力が備わっているかで、作品の出来は良くも悪くも変わります。
今までの浜松西高中等部受験を振り返ると、作文問題は採点基準がとても厳しいと言わざるを得ません。そこに語彙力が大きく影響していると、私は捉えています。つまり、表現力です。語彙力が高ければ表現力は豊かになりますからね。
夏期講習では、この作文問題トレーニングを徹底して行います。
語彙力と言えば、中学受験も高校受験も大学受験も、夏前にどれだけ語彙力を身につけられるかで、その後の受験勉強の仕方が変わります。
これは国語に限った話ではありません。最近の試験問題は易化していますが、文字量が増えています。また、社会で起きている事柄と関連づけて出題されます。長文化、資料問題の増加など語彙力が問われる部分が多く、国語も数学も、社会も理科も英語も同様です。語彙力が豊富な子であればあるほど、文章を読むのが速いし、理解も深い。つまり最新の ”求められている入試” に強いのです。
これからの入試は今まで以上に ”豊富な読書量” が絶対条件になります。
受験生は、読書を通してたっぷりと語彙力を身につけたいですね。未来の受験生は言葉をシャワーのように浴びたいですね。ここで差がつきます。
★写真は、まなび研究所の採点基準。表現力も基準の一部として含まれています。
2019/06/07 Category | blog