他者を理解すると、読解力が上がる”読書会”
夏期講習の読書講座は、みんなで一冊の本を読み合い、主人公の気持ちを読み取ったり、感想を言い合ったりする、ワークショップ型の読書会です。
ワークショップ型の読書会の良いところは、
①短い時間で深く理解することができる
②参加した人の意見や感想を聞くことで、より解釈が広がる
③他者との共感を得られる
ところです。
ワークショップを進めていくと、場が活気に満ちてくるから面白い。終わったあとはさらに盛り上がるから楽しい。参加者同士が交わることで、本への理解が深まる場になるから、とても有意義な空間です。
講師の立場から言わせてもらうと、参加者の本への愛着が倍増し、達成感があります。私が大好きな授業スタイルの一つですね。
さて、6/22(土)に開催する「マインドフルネス・ブックカフェ」でもワークショップ型の読書会を行います。題材となる本はこちら。
Good Luck
アレックス・ロビラ著
4月6日に放送されたテレビ番組「世界一受けたい授業」の「平成の実用書ベストセラーベスト30」にもランクインした人気の本なので、読んだことがある方も多いと思います。
内容はこんな感じ。54年ぶりに再会した二人の老人の人生がテーマ。成功する者と失敗する者の違いを対比させながら、ストーリーが展開されていく話。
ページ数が少なくて読みやすいのですが、一冊あたりの「気づき」の含有量は多く、二度三度、読み返すことで新たな発見のある本。老人が語る人生を、自分ごととして捉えたときに、人によっては人生を変えてしまうほどの衝撃を与えられてしまう一冊です。この本と出合うことで、自分はどういう人生を歩みたいのか、考えさせられます。
さらりと読むだけでは、読み過ごしてしまう箇所も多い「Good Luck」。ワークショップで、手ほどきを受けながら、他者と読み合うことで理解がより深まります。
成功本の類だけに、このような方々に参加してもらいたいです。
子育て奮闘中のパパママ
受験生の親御さん
リーダー
コーチ
指導者
起業家
など
人の上に立つ立場にある方々。子育てに、勝負に、ビジネスにと役立つこと必至です。
ただいま参加者を募集しています。お申し込みはこちらへ
2019/06/19 Category | blog