聖隷クリストファー小学校ってどうなの?
「自分(親)と同じ教育を子どもに受けさせてくない」
聖隷クリストファー小学校の入学相談会で聞こえてくる声だそうです。
このお母さんが言う教育とは、「勉強時間と量が価値を持つ昭和型の勉強方法」、「言われたことをやれば良しと見なされる管理型の教育」のことを言っているのでしょう。
良い思い出がないのか、それとも、グローバルな視野で未来を見据えているのか。いずれにせよ、このお母さんの言葉に時代の変化を感じました。
今日は、聖隷クリストファー小学校の説明を受けてきました。
お父さんやお母さんの関心が高い現れで、今、まなび研究所への相談や問い合わせが増えています。そこで、みなさんのご質問やご要望に対応するために、入学試験について情報整理をしてきました。
ここでは詳細を控えますが、一般的な小学校とは一線を画すことは間違いないですね。そこで、一般的に理解し難いと思われるのがこちら。
入学選考基準は学力ではない
では何かと言えば・・・・・・
保護者の学校教育への理解と納得
これ、わかりにくいですよね。端的に述べてしまえば、
お子さんよりも保護者の教育観を確認させていただきます。
ということです。
偏差値ママや昭和観にこだわる親は、飲み込むのに時間がかかりそうですが、世界のトップクラスがどんな教育を受けているのか、脳科学的な見地からどんな教育をすれば子どもが成長していくかなど、先端や本質をよく理解している親が学校に望まれそうです。
その教育とは私が面談やセミナーでよく伝えている
「見たがり、知りたがり、聞きたがり」
「知的探究心を子育ての真ん中に据える」
です。
お話を聞かせてくださった副教頭(予定)がおっしゃった言葉が印象的でしたのでご紹介します。
「好奇心がある子は、高学年になっても勉強に興味を持つ。その一方、好奇心を失った子は、高学年になると勉強にブレーキがかかる」
この言葉に私は学校の未来を感じました。よくわかっていらっしゃると。
聖隷クリストファー小学校ですが学費も決して安くはありませんから、安易な気持ちで受験はできません。
今は激動の時代です。お子さんの5年先、10年先を見据えるのも簡単なことではありませんから、いろいろな立場の方の意見を聞いた上で判断することを勧めます。
まずは、親が「教育とはなんぞや?」についての勉強(↓こちらの本からも学べますよ!)ですね。
2019/06/19 Category | blog