問題の解き方よりも”文章を理解すること”
国語が苦手な受験生は、文章を理解することよりも問題の解き方に気を取られているかもしれません。
よくある事例がこちら
・問われている箇所の前後しか読まない
・文章の最後しか読まない
両者に共通しているのは、部分しか読んでいない(見ていない)ことです。つまり文脈を読み取ろうとしていません。これでは点数が取れるようになりません。この状態で受験勉強をしていても、本来の読解力は身につかず、付け焼き刃な解答法しか身につきません。
文章理解ができる受験生は、読書量が少なくありません。問題文も読めばわかるので、国語や現代文に勉強の時間を多く割きません。
「国語が弱点」とお悩みの受験生がいれば、読書の時間をつくることをススメます。特に一冊読み通す体験をしましょう。
国語ができるようになるには、読書をするしかありません。まずは読むことに慣れることです。本を読まないことには何も始まらないと思ってください。
先日、素敵な本と出会えました。夢中になれる本でした。これならば一冊読み終えた時に文章理解力が身についていそうです。国語が苦手な受験生が本の世界に足を踏み入れるためには最適かもしれません。お笑い芸人が書いた本ですが軽く扱ってはいけません。奥深く考えさせらえる一冊です。
表参道のセレブ犬とかバーニャ要塞の野良犬
著者:若林正恭
国語が苦手な受験生は、この夏、一冊読み通す体験をたくさんしましょう!
2019/08/01 Category | blog