お子さんに「勉強しなさい!」とつい言っていませんか?

これ、どうやらその子の集中力を下げているようです。授業中、教室の後方から問題を解く生徒たちの様子を見ていると、二つのタイプに分かれます。

①脇目も振らず問題を解くタイプ
②途中、ボーとしたり指いじりするタイプ

両者には集中力にハッキリとした違いがあります。塾の中でこの様子だから、家庭学習ではもっと差がついていることが考えられます。これが続いていくと大きな差になりますよね。

入塾相談の時にお父さんお母さんとお話ししていると、子どもの意に反して勉強をやらせたい気持ちが滲み出ている方がいます。そんな子の様子を授業で観察していると、集中力は続かず、途中ボーとしたり指いじりしたりします。付け加えておきますが、両タイプとも学力の高さは関係ありません。ただし、テストや成績、受験の結果は関係してきます。

「勉強しなさい!」と言い放つ親の言葉は百害あって一利なしとよく言われます。お子さんに自分から率先して勉強してほしいならば、この言葉を言わないことです。それよりもお子さんの努力と成長を褒めるのです。ちょっとしたことでもかまいません。昨日できていなかったことができるようになっていれば、そのことを褒めてください。頑張って続けられていることがあれば、そのことを褒めてくださいね。このような親子関係の基礎づくりがあった上での勉強です。

お子さんにかける言葉を変えてみませんか?まずは親から変わること。きっとお子さんの集中力が変わってきますよ。


2019/10/03 Category | blog 



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