中学校の定期テスト 差が鮮明

浜松市内の中学校間には、定期テストの出題傾向に大きな差があります。これは今に始まったことではありませんが、全国で高校入試問題が激変する昨今、この流れに追随する中学校とそうではない中学校の差がより鮮明になってきているようです。

静大附属浜松中は別格として、蜆塚中学校とそれ以外の中学校です。

追随していない中学校の受験生が浜松北高を目指すとなると、これは大変です。何が大変かと言えば、中学校の定期テストで求められることと高校入試で求められることに大きな違いがあるからです。具体的に言えば、暗記中心で問題が作られる定期テストと原理原則やアイデアを求められる問題の違いです。勉強方法からしても違ってきますし、過去問とも違いますから、今年度は浜松北高合格に挑む受験生にとってこの課題にどうやって取り組むかが問われる入試になりそうです。

出題傾向変化の前兆は、第一回学力調査に少し出ていたと私は思います。さらに気になるのは県教委の動き。この秋、静岡県公立高校入試問題の正答率を突如公表しました。静岡県の正答率は、今まで非公開でしたから突然の発表に驚きを隠せません。これが一体何を意味しているかわかりませんが水面下で何かが動いていそうです。

入試対策にも従来の対策ではなくアイデアが求められることになるでしょう。今年度の浜松北高入試は差がつくポイントがハッキリしそうです。

10月21日から開講する「浜松北高合格 入試対策講座合格には、”読解力”強化が鍵」では、厳選した全国の最新高校入試問題を使用し、トレンドの問題に多く触れさせます。また、新聞やポッドキャストを活用しながら、この課題に対応できる読解力を強化していきます。すべての科目の土台となる読解力を強靭なものにして、受験に臨むことが必要だと思います。


2019/10/21 Category | blog 



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