2020年、開塾20周年を迎えます
学習塾は「わからないところを教える場」という側面がありますが、その究極の目的は点数を取れるようにして、志望校に合格させることだと思っています。
私は、これまでまなび研究所の代表として、志望校合格を追求し、そのために必要なことをしてきました。例えば、「語彙力アップ」「音読の上達」「論理思考の構築」「作文技術の研鑽」「社会情勢から見聞を広げる」といった受験問題を解く前段階の準備から、「問題集の選定」「模擬試験の活用」「受験問題の分析」「勉強のプランニング」「受験生のメンタルケア」「入試直前の調整」といった受験勉強中の細部についてもこだわってきました。
ただし、ゴールデンエイジである小中学生を指導するには、子どもたちの将来を考えながらの指導になります。志望校に合格することだけではなく、育成することも求められます。それでも「志望校合格」の闘志を常に育て続けるべきだと私は考えています。
「自分さえ合格できればいい」「ともかく合格すればいい」といった短絡的な目標を追うのは、ある意味簡単です。目線を遠くに向け、合格させることと育成することを同一線上に置く指導が、将来を担うゴールデンエイジのためになると考えています。
指導者は受験指導を通じてゴールデンエイジに必要な成長を実現させ、「勉強すること」の美学やポリシー、コンセプトを守りながら、ゴールデンエイジが志望校に合格することへの執着心を植えつける必要があります。
「受験では、勝つためにベストを尽くさせる。しかし、その手段として、受験生個々が成長するための方法をとる」これが、まなび研究所が挑戦してきたことです。
2020年、まなび研究所は開塾20周年を迎えます。ここまで指導を続けて来れたのも、私の挑戦に賛同してくださった親御さんと、そこに付いてきてくれた生徒たちの賜物です。
私の挑戦はまだ続きます。勉強と社会課題を解決することを繋げた人物が、世界の中心に立つまで続きます。まなび研究所のメッセージ「Read more, learn more, change the globe」は変わることはありません。浜松地域から世界の中心に立つ人物が再び現れる日が来ると、私は本気で信じています。
指導者が子どもたちの将来のためにと考えると、社会が抱えている課題がみつかります。まなび研究所は「わからないところを教える場」が側面でもありますが、「勉強と社会課題を解決することを繋げる場」が正面にある学習塾としてあり続けます。
2020/01/04 Category | blog