PBLってなんだ?

昨日(2/4)は、教材展示会へ足を運びました。今回は来年度から始まる小学生の教科書改定に向けた教材が目玉。

思考力・表現力系の問題集が少し増える程度に思っていたのですが、私の考えていたことは軽く吹き飛ばされてしまいました。

各出版社は相当工夫と努力をされていますね。従来の問題集とまるで異なり、教科を横断した読解力を養成するための問題集の存在が会場の至るところに鎮座していました。

教材や問題集は、入試を倣い作られます。今、入試では読解力系問題が増えているトレンドがありますが、小学生の教材から「読解力」を大きく取り上げられると、世の中の勉強がガラリと変わってしまいそうです。これ大きなムーブメントになりますよ。時代は完全に「読解力」に入りました。

さて、その中で、なんだ?と目に留まった言葉がありました。


”PBLの導入”

PBLとは、Problem Based Learning(課題解決型学習)の略称のこと。テーマ(正解のない課題)を設定し、その解決策を協働で探っていく学びの形だそうです。正解のない課題となると、アイデア、論理の能力が問われます。穴埋め式や暗記テストなどは、ますます出番がなくなりそうです。

教材展示会へ足を運んで、近未来の”学び”が垣間見えたような気がしました。いや、近未来どころではなく、来年度ですよね。”学び”が「考えること主体へ」と本格的に移ります。


2020/02/05 Category | blog 



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