今年の浜松北高受験生、くまちゃん問題が合否の分かれ目になる?
”きれいなものには刺がある”
ではなく
”カワイイものには刺がある” のが今の高校入試問題です。
「九九のひみつ」「吹き出しのセリフ」「ひらがなが多い文章」、極めつけは「くまちゃんのキャラクター」。
これらのカワイイ言葉や絵で作られた滋賀県の2018年度高校入試問題「数学②」。くまちゃん問題(私が勝手に命名)は、規則性と図解の融合問題。問題は2題あり、その正答率は14.3%と17.8%と低い。
公立高校入試の正答率は55%〜60%になるように作られると言われているから、この正答率がかなり低いことがわかります。ちなみに、静岡県の数学証明問題は30%程度の正答率です。
見た目は簡単そうだが実は難解。まさに”カワイイものには刺がある”の言葉がピッタリ合う代表的な問題。
しかし、この難しさは単に数字を細かくしたり、論理を複雑にした類ではなく、実用的なため、考えたことがないから難しく感じるのではないかと私は思います。
くまちゃん問題は、静岡県の公立高校入試問題では今まで一度も出題されていないタイプの問題です。しかし、これが高校入試改革であり、時代のトレンドであります。浜松北高受験生は解けるようにしておきたいところ。
滋賀県の難関高受験生は高校入試改革の問題が合否の分かれ目になるようです。浜松北高受験生においては、過去問を土台として、その上に高校入試改革の問題の練習を積み上げていきたいですね。
2020/02/06 Category | blog