公立高校入試 難題”社会科の最終問題”への対策は?
静岡県公立高校入試問題の社会科の最終問題は難問です。
多数のグラフや資料を読み解いて、条件に従い問いに答える記述式の問題。視界に入る問題自体にボリューム感があり、記述の文字数も70字前後とまとめにくい。とにかく扱いづらいのです。
この記述式の問題は配点が高く、毎年出題されるため、多くの受験生が対策をする一方、扱いづらさから敬遠する受験生も多いようです。
この記述式の問題で求められる力は資料の読解と要約。つまり国語の力です。
そこで対策ですが、練習量を増やしたからといって、急にできるようになるわけではありません。
しかし、学力の根底に国語力があれば答えられる問題のため、普段から読書をしていれば実はそれほど手強い問題ではありません。
さて、まなび研究所の受験生たちはというと、一昨日、10本連続で同タイプの記述式の問題に挑むトレーニングを行いました。仕上がりは上々。どの受験生も模範回答例より具体的に、かつ実用的に答えている様子に、しっかりと勉強の跡を感じました。
まなび研究所は「本を読むことを第一とする」塾です。また、「社会の課題を解決するために進学すること」を目的に指導しています。浜松北高を目指す受験生であってもここは変わりません。
難問な社会科の入試問題から、社会の課題に目を向けている受験生の成長の跡も感じ、嬉しくなりました。
受験生たちの春はもうすぐですね。
2020/02/19 Category | blog