休講中でも”信頼関係”を大切に
コロナウイルス感染措置として、ただ今、まなび研究所は休講中です。ですが、この間にテレビ電話ZOOMを使って特別講義をLIVE配信し、生徒たちに課題を指示しています。LIVE配信では、勉強の仕方とスケジュール立ての講義もして、計画的に勉強に取り組んでもらっています。この期間に勉強の仕方を身につけてもらいたいのが目的です。
今週は、一週間取り組んだ勉強スケジュールの振り返りと次週に向けての対策を行っています。もちろんこの講義もテレビ電話でLIVE配信です。
お母さん方からはこんな声も聞こえてきます。
”学校からの宿題や塾の課題をもらっても計画がないと進められませんでした”
確かにやることが多いと、どこから手をつけて良いか悩みますよね。そんな時は、学校からの宿題、塾の宿題などを整理しスケジュールに落とし込むと、するべきことが明確になります。「計画がなければ進められませんでした」このような声をいただくと本当に嬉しく、LIVE配信の特別講義をやらせてもらって良かったと思います。他にもこのような声もいただいています。
”子どものやる気が上がった”
”みんなが頑張っていることがわかるから、気持ちが続きます”
テレビ電話を介して決められた時間にみんなが集まることに効果があるようです。特に小６はその効果が大きいようです。
人はエネルギーが集中しているものに魅了されると何かの本で読んだことがあります。テレビ電話と言えども、みんなが集まれば、場所を超えてエネルギーが集中するようです。
慣れないテレビ電話の操作から子どもたちの緊張した様子が伝わってきますが、同時に楽しさも伝わってきます。一人ではないことに安堵してなのか、「よし、頑張ろう！」という前向きな気持ちになれるようですね。
”これを機会に、定期的にLIVE配信の授業を開催してほしい”
このような声もいただいています。私としては、リアルな授業をしたいのが正直な気持ちですが、そのフォロー授業として存在するのもありかなと思っています。大切にしたいことは「人と人とのつながり」です。ここは工夫をしていきたいです。
今週のLIVE配信からは、リアルな授業と同じように「個人名を呼ぶこと」と「拍手すること」を取り入れました。この二つをしてみて、うまく機能することを確信しました。心理学用語で「ラポール」と呼びますが、信用信頼が相手のやる気をあげます。信用信頼はパワフルですね。リアルもネットも関係ない、いつでもどこでも効果があるものだと実感しています。
コロナウィルス対策でリアルに会うことが難しくても、人と人とのつながり、すなわち信頼関係で乗り切っていきましょう。
2020/03/12 Category | blog
