学力を上げるには「対話を促す」こと
今、欧米の各国が外出禁止令を発令していて緊迫した様子が伝わってきます。これ以上感染が拡大しないように祈るばかりです。
日本でも外出禁止令が発令されることが考えられます。その場合に備えて、まなび研究所ではどのように指導するのかを思案しているところです。
現在、全ての授業をテレビ電話やチャットを使ってリモート化する方向で準備を進めています。
準備を進めていて思うことは、リモートでも授業をほぼ忠実に再現できそうだということ。まずはひと安心です。
でも、大切なことは授業の再現よりも、生徒たちの学力をいかにして上げられるか?のほう。
私が授業作りで大切にしてきたことの一つに「対話を促す」があります。講師が伝えるばかりの一方通行の授業よりも、生徒と講師が対話する双方向性の授業の方が学びが深くなります。
対話を促すことで学びが役立つものへと変わります。「対話を促すこと」とリモートの相性が良さそうで、授業をより充実させられるのでは、と思っています。
中学受験を目指す小6受験生にとってはこの一年間が勝負です。外出禁止で塾に通えなくなることは、学力を身に付ける機会の大きな損害となります。しかし、リモートワークで受験指導を受けられる環境を整えていれば、自宅にいながら受験勉強に励めるから損害を被ることはありません。安心ですね。
リモートになり、授業のクオリティーを落とさないようにするどころか、むしろこれを機会に上げようと努めています。一度試験的に行うことも考えていますので、親御さまのご協力をお願いいたします。
塾生やそのご家庭の皆さまには、より良いシステムの構築ができるよう、「こうしてはどうか」という建設的なフィードバックをいただけたらと思っております。よろしくお願いします。
2020/03/26 Category | blog