7月2日(木)以降の授業について
まなび研究所は、コロナ感染防止措置として5月より全ての授業をオンラインに変更して継続してきました。
ここまで続けられたのも、オンライン授業に挑んでくれた生徒たち、理解しサポートしてくださった親御さんのおかげです。この場を借りて感謝申し上げます。
さて、先週末、今後の授業形態についてお伝えいたしました。
小学生:塾で授業
中学生:普段はオンライン授業、月一回塾に通う
お伝えした後、小6受験生のご家庭からはオンライン授業を惜しむ声が多数寄せられましたが、私もオンライン授業を手放すことには複雑な思いがありました。実はあるお父さんからの言葉が私を動かしました。
”直接、塾で指導を受けられることの価値は、「勉強を教えてもらう」「質問に答えてもらう」の他にもあります。「先生と会うことでやる気を持てる」ことです”
相手が発するエネルギーに魅せられて、気持ちが高揚する経験は私もあります。エネルギーには熱伝導と同様に、熱いところから冷たいところへ流れる法則があります。この役割を塾講師だってもっているのです。生徒は講師に会うことで勉強の楽しさを知り、始めるようになるという本質を忘れてはいけません。
しかし、人対人にこだわりすぎて、IoTやAIなどの新しいテクノロジーを蔑ろにしてしまうのもまたちがいます。講師から見た時にオンライン授業がリアル授業より勝る点はとても多く、「効率性」「小回り」「スピード感」「管理力」「コミュニケーション法」などはどれも筆頭になりうる点です。
7月2日(木)より小学生の授業を「塾で授業」に戻しますが、コロナ前とは全く同じには戻しません。いや戻れないと言ったほうがいいでしょう。オンライン授業期間に培った授業方法や管理方法を導入していきます。リアルにオンラインの長所を取り入れた形になり、より良くなります。ご期待ください。
中学生は学校事情(時間割・課題・行事など)を鑑みて、オンライン授業(月一回塾に通う)といたしました。小学生よりも社会性が高い中学生はオンラインでできることが格段に増える点も見逃せません。中学生こそ新しいテクノロジーと積極的に関わりを持ちながら、学習成果を上げていくべきだと考えます。
リアルでもオンラインでもまなび研究所は、より良い授業を追求し続けます。
なお、今後の感染状況によっては、小学生もオンライン授業に切り替える場合もございますので、何卒ご理解、ご協力をお願いいたします。
2020/06/16 Category | blog