受験生の悩みを解決する ”フォロー会”
私は毎月二回、経営塾に参加しています。そこには、私と同じ塾経営者だけでなく、開業医、アーティスト、コンサルタントなど様々な業種のご活躍されている方々が参集します。なかには、これから独立して起業を考えている方や学生もいたりします。
このように生業や生き方が異なるのにも関わらず、この経営塾は学びが多く成り立っています。それは一体なぜでしょうか?
それは、”誰バス”理論が成り立っているから。
名著「ビジョナリーカンパニー2」の中で、偉大な企業には共通点があることを説いています。その一つとして論じられているのが”誰バス”理論です。これは”誰をバスに乗せるのか”の略。本書ではこのように書かれています。
何をやるかよりも、誰とやるかが何より重要。
適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうべきかを決めることである。
私が参加している経営塾には”誰バス”理論があります。
先日、中学受験セミナー「過去問攻略5つの方法セミナー」のフォロー会を開催しました。フォロー会は過去問の進捗状況を確認し、過去問を生かす上での問題点を解決していくことを目的としています。そのため、セミナーを受講された方しか参加ができません。よって、参加された皆さんは過去問をどのように扱うのか、その方法がわかっています。きっと私の教育観も理解してくださっています。だから参加された方の意識レベルが似てきます。
「一人で学ぶよりもみんなで学ぶ方が大きな成果を得られます」
「不安を払拭できました」
「みんなで頑張ろうねと前向きになれました」
など価値あるフォロー会でした、と感想をいただきました。どうやらフォロー会に”誰バス”理論が作用したようです。フォロー会の感想を聞いたとき、参加された家族の団結力があったことに気づきました。
フォロー会は今年度初めて行いましたが、不安を抱えているのは自分だけではないことを知り安心したり、誰かの質問が自分にも当てはまったりして自分も学びになったりと、得られることが大きいようです。
次回のフォロー会は11月です。これが最終回になりますが、参加する皆さんの心のモヤモヤがスッキリし、前進する力に変えられたらと思います。
2020/10/15 Category | blog