中学入試当日 ”タイガーウッズ理論” を実践しよう
アメリカのゴルファー、タイガーウッズの「タイガーウッズ理論」をご存じでしょうか?
並外れた戦績や記録、高度なゴルフテクニック。それに強いメンタリティまでをも併せ持つタイガー・ウッズ。
2020年は、13年ぶりに日本でプレーし「ZOZOチャンピオンシップ」で優勝。世界が認める勝ち続ける超一流のプロゴルファーです。
さて、そのタイガーウッズが入試にも関係しています。
2005年に行われた「アメリカンエクスプレス選手権」最終日での出来ごと。
プレーオフで、相手がパットを外したら優勝が決まる場面で、なんとタイガーは敵のパットを
”入れ!入れ!”
と強く念じました。
結果は、ライバルがミスをしてタイガーが優勝。
この時タイガーはこう思ったそうです。
「外せ!と思えば、そこからマイナスの戦いが始まる」
外せ!と思って入ったらそこでタイガーは落胆します。その落胆が自分の焦りにつながり、次のプレーでは焦ったまま戦わなければなりません。
つまり、
入れ!と念じたから、冷静でいられたのでしょう。
人の失敗ではなく、成功を願う想いが勝利の女神を振り向かせました。
これが「タイガーウッズ理論」と呼ばれているエピソードです。
このエピソードが受験生を勇気づけます。
試験会場には、合格を目指してここまで受験勉強をしてきたライバルが集まります。彼らに対して失敗を念じているようでは、そもそも合格できそうにありません。
”ここまで頑張ってきたのだから、お互いベストを尽くそうね!”
と祈りたいところですね。
ライバルを讃え合いながら、相手の成功を祈る。これこそが、お子さんが受験する静大附属浜松中や浜松西高中等部、私立中高一貫校が求める人物像です。
親も子もタイガーウッズのように相手を讃えながら、試験当日を過ごしましょう。
2021/01/08 Category | blog