【作文問題篇】浜松西高中等部 令和3年度入試問題 傾向と分析




作文問題は ”読みやすく書きやすい” でも…



作文問題は昨年同様に読みやすく書きやすい課題となりました。総合適性検査と異なり、出来た感がある受験生は多そうですね。しかし、今年のような課題は、思考が浅い受験生は点数が取れません。







なぜかわかりますか?







それは作文が主観的な内容になりがちだからです。「僕が」、「僕は」とつい自分のことを書き並べてしまう作文課題です。こうなると小学生低学年の子が書くような作文になり稚拙さが際立ち得点になりません。



公立中高一貫校の作文問題は客観視、そして社会へと世界観を広げていく、つまり社会が抱える課題を解決する内容へと具体的に書くことが望ましいです。浜松西高中等部のような配点が高い作文問題では高得点になりますからね。







全国比、易しすぎる作文問題



総合適性問題が「難」とすると、作文問題は「易」。難易度の差がハッキリした出題傾向でした。また、今年の作文問題は易しすぎます。全国の公立中高一貫校の作文問題を比較すると明確で、とても読みやすく、書きやすい作文です。



今、社会では”書く力”が求められています。コミュニケーションの一つでもあり、実際にビジネスを生みます。今後は子どもたちの将来を考慮して、今年の総合適性検査問題のような本質を突く哲学的な作文課題を出してみるのも人材育成につながるのではないでしょうか。作文はその人が普段から何を読み、何を考えているかそのまま現れますからね。





次回は「対策篇」と題して、令和4年度の浜松西高中等部入試対策について提案します。乞うご期待ください。







浜松西高中等部の令和3年度入試問題の分析と傾向、それに次年度への対策について詳しくお話しします。





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浜松西高中等部に合格するための心構え、効果的な勉強方法などをたっぷりとお伝えします。









2021/01/12 Category | blog 



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