自分の「軸」を持てるか
昨秋、東京大学が「よりグローバルに、よりタフに」をスローガンに掲げグローバル人材育成強化の姿勢を示しました。また、文部科学省も「グローバル人材育成推進事業」を創設し、教育機関への支援も開始。今、日本の社会全体がグローバル人材育成について真剣に考え始めました。
最近では、まなび研究所の卒業生が海外留学や海外進学をすることも珍しいことではなくなってきています。塾のなかでも、グローバル人材育成を意識せずにいられなくなってきているのは事実。もはや受験ノウハウや定期テスト対策だけが塾の役目ではなくなってきています。日本人として、世界で活躍するための思考法や教養を身につけることを、まなび研究所に通う目的の一つとして捉えていらっしゃる方もいます。
8/23(金)に「Friday night〜海外留学を終えた高校生たち」と題して、まなび研究所の卒業生たちを塾へ招き、その経験を現役中学生たちに語ってもらう企画を実施しました。卒業生たちのポジティブ思考や判断の仕方、チャンスの掴み方など、どの話も刺激的で、中学生にとって彼女たちの体験談は海外を身近なものにさせてくれたようでした。
大切なのは自分の「軸」を持てるかどうか。なんのために海外留学をするのか、目的や覚悟が定まらないと、せっかくの海外留学も無駄になるケースが案外多いと、彼女たちから聞かされました。あこがれだけで海外留学したのではなく、しっかりと自分の人生の先を見据えて留学、そして帰国した彼女たち。人生を自分自身で選び、世界に一歩踏み出した卒業生を誇らしく思いました。
2013/08/26 Category | blog