衝撃「その年、地球が変わった」を観た
昨日、Apple TV +で「その年、地球が変わった」を観ました。
2020年から2021年に起きた(現在も進行中ですが)コロナウィルスによる世界的な都市封鎖、いわゆるロックダウンが起きたことで、人間界の経済活動が止まりました。これにより自然界に変化が起きました。空気汚染が改善され、川や海の水質汚濁が解消され、地球上の騒音が治まりました。
例えば、
インドでは30年ぶりに200キロ先にあるエベレストの山々が見えるようになった都市が現れました。
アラスカではクルーズ船がいなくなり海が静かになりました。これにより鯨が子育てしやすくなり、子どもの生存率が上がりました。
一方、奈良公園の鹿は観光客がいなくなったことで餌の鹿煎餅がなくなり、食べ物に困窮するようになりました。しかし鹿たちはある行動を起こしました。食べ物を求めて公園を出たのです。行き着いた先は市街地にある空き地。空き地には草がありました。今まで食べていた煎餅ではなく、本来の食べ物である草を食べることができて健康的になりました。
「その年、地球が変わった」を観ていると、居た堪れない気持ちになってきます。今までどれだけ多くの動物が人間の経済活動にって抑え込まれていたのでしょうか。コロナウィルスは人間にとって脅威ですが、動物たちは人間たちがずっと脅威だったのです。
また、「その年、地球が変わった」では自然界の回復力にも目を見張ります。人間が何百年もかけて築いてきた生活に比べ自然界は数ヶ月で元に戻してしまう回復の速さに圧倒されます。人間よりも自然界の方が比べ物にならないほどパワフルであることに気付かされます。
人間が我が物顔で地球を闊歩するのではありません。人間と自然は共存するべきです。他の動物たちのことを考えて共に生きていく道を模索するべきです。同じ地球に生きているのだから。
「その年、地球が変わった」のドキュメンタリー映画は2021年4月22日のアースデイでアップル社が披露しました。今、Apple TV +(超絶美しい4K映像)で観ることができますので、皆さんもぜひ一度ご覧になってください。2020年は地球が変わった年であったことが実感できることでしょう。
2021/05/17 Category | blog