感性を磨くと、難問が解ける

 一流のものに触れると感性が磨かれると思う。そこには作り手のこだわりやクセがあり、生き方が透けて見えたりもする。ここに感性が刺激を受け、ポリッシュ・アップされてしまうのだろう。

 10/20(日)に開催した塾の保護者会「Manabi LOUNGE」では、元スターバックスのブラックエプロニストをお招きしました。プロが淹れてくださるコーヒーはさすがのひと言。コーヒー豆にこだわり、カップにこだわり、添えるお菓子にもこだわったホスピタリティーに徹底した美学を感じさせてくださいました。このおもてなしには感動の連続。
 ちょっと紹介させていただくと、コーヒー豆は、高級で上品と言われる「パナマゲイシャ」。聞いたところによると、なんと、一般のコーヒー専門店のおよそ8倍もの価格。カップは前回のブログでもお伝えした伝統あるヨーロピアン・カップの「ヘレンド」。お菓子はフランスデザート界のスーパースター「ピエール・エルメ」。この組み合わせに、味はもちろんのこと、優雅なデザイン、馥郁とした香りに、それはもう充実した時間でした。
 感性が豊かになると、アイデアが湧出するようになります。作文では発想が広がり、多彩な文章が書けるようになる。国語では文章中の登場人物や作者の心情が読み取れるようにもなります。数学においては、直感やヒラメキに冴え、難問が解けるようにもなります。このように感性を豊かにすることは、学力が向上することにもなります。手軽で便利なものに接しているだけでは、感性は磨かれません。生活の中に、もっともっと一流と呼ばれるものに触れる機会を作ることが大事だと思います。

 


2013/10/22 Category | blog 



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