ユダヤ人にヒントがある
今、まなび研究所では学習面談を実施している真っ最中ですが、こちらが驚くような嬉しい声を聞かせていただいています。何かと言いますと、このブログで紹介させていただいてきた本を借りられたり、買われたりしている方が多いようなのです。面談中に紹介した本の話題になることも多々あり、私としては嬉しい限りです。
そこでご要望にお応えして、久しぶりに本の紹介をしたいと思います。せっかくですので、今年読んだ本の中から特にお勧めの本を紹介させていただきますね。
ユダヤの「生き延びる智慧」に学べ〜浮かれる日本への警鐘
著者:石角完爾 / 朝日新聞出版
ユダヤ教に改宗した元日本人の国際弁護士が書いた本。元日本人という言い回しがピンと来ないところですが、ユダヤ教に改宗するということはユダヤ人になることらしいのです。そのユダヤ人が日本人の考え方や行動の仕方について警告した内容。
今、世界を見渡してみるとユダヤ人に囲まれていることはご存知でしょうか。フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ、グーグル創業者のラリーペイジとセルゲイ・ブリン、マイクロソフト最高経営責任者のスティーブ・バルマー。彼らは世界を席巻した経営者であると同時に、ユダヤ系なのです。今や世界はユダヤ人によって動いているのと言っても過言ではないと思います。
この本ではそのユダヤ人が、常識を疑うところ、議論好きなところ、単純(スタイリッシュ)なところを軸に生きている様子が伝わってきて、日本で生活する日本人との違いに愕然とさせられます。ゆえに日本人が世界で渡り合うには何を身につけなければならないかが見える本でもあり、グローバル時代を生きていく日本の子どもたちの子育てや教育の青写真を描ける内容にもなっています。
将来、世界に出ようと野心を抱く学生や、グローバル化が進む一流と呼ばれる大学進学を検討している学生は、是非、ユダヤの智慧を学んで、世界がどのように動いているのかを知り、世界を舞台に活躍する日本人になってもらいたいと思います。
ぜひ、読んでみてくださいね。
2013/12/03 Category | blog