学調の数学が難しかった!?
先日、県下一斉に実施された第二回学力調査(中3)の数学が話題になっている。学校の平均点が10点台のところもいくつかあるようで、難しかったというのだ。はたしてその真意はいかに。
たしかに解いてみると、今までよりも難度は上がっているようである。特に二枚目。今までの学調では出題されてこなかったような問題がいくつかある。きっと過去問対策やそのレベルに終始した生徒は面を食らったであろう。しかし、これまでの高校入試と学調を比べると、難易度に大きな差があったのは事実。学調は難しいイメージが先行しているが、これはあくまでもイメージ。蓋を開けて中をしっかりと見てみると、簡単なのである。
私がおもうには、昨今の静岡県の小中学生の学力レベル批判を受けてのアンサーだったのではないだろうか。そのように受けとめてみると、学調を高校入試に近づけた取り組みは価値がある。子どもたちの将来のためにも学力向上を図る必要があるわけだから、今までのような簡単な問題では困るのだ。
実はその高校入試の数学もここ三年間は比較的簡単な出題傾向にある。学調が変化したとなると今年は難度が上がる可能性がでてきた。では、対策はどのようにしたらよいのか。それには、ニュータイプの問題に数多くあたり、自分が気がつかなかった解法を身につけていくことであろう。全国の高校入試問題からトレンドやニュータイプをピックアップして編纂されている最新の高校入試問題集などがこの対策にはもっとも有効である。
受験生であれば明確な目標があるから、志望校合格に向けてガンガン問題集に取り組むことができる。他学年の生徒たちは、時間に余裕がある分、この対策にじっくりと取り組み、直感力やひらめきを鍛えたい。できれば楽しく夢中になりながら直感力を育む方法。そこで紹介したいのがこの積み木だ。
「Cuboro」(キュボロ) 有名な積み木なのでご存知の方もいるだろうが、積み木に掘られた溝(道)をつなぎ、トンネルをつくり、ビー玉を転がす遊びだ。スタートからゴールまでビー玉を転がすためにはどうしたらいいのか?あーでもない、こうでもないと考えながら、手の平の上で積み木を転がしているうちにひらめきがやってくる。そしてひらめいた通りに再現してみて、ビー玉が転がったときの達成感は快感で夢中になる。数学のセンス磨きの要素がたっぷりと詰まっている積み木だ。
今年のクリスマスプレゼントとしてお子様にプレゼントするのもいいだろう。お子様の直感力やひらめき力が弱いかなと感じられている方には、パターン集も一緒に購入されることを勧める。ステップを踏みながら組み立てられるため、抵抗なく進められるはずだ。
今後の高校入試に挑むために、直感力やヒラメキを鍛えるトレーニングを、ぜひ取り入れていただきたい。
⬇キュボロで遊んでみました。クリックしてみてください。画像が表示されます。
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2013/12/12 Category | blog