中1・2の「学調」も 読解問題 へシフト


1月12日(水)に静岡県下の公立中学1・2年生を対象に学力調査(学調)が行われました。注目は出題傾向です。なぜなら先に行われた 中3(昨年9月・12月) と先日の 浜松西高中等部の入学試験問題が読解問題 へとシフトしてきたからです。



ちょうど昨夜は中学1年生の授業。授業に集まってくれた生徒たちから問題を見せてもらい、感想を聞くことができました。



その感想とは



「できたけど、(微妙に)やりにくかった」。



その最たるものが理科だったようです。問題を読んでみると、他の教科よりも読解問題の出題率が高く、これがその理由だったようです。他の教科も理科ほどではありませんが、従来の学調よりも読解問題が増えています。やはり中1の学調も読解問題へとシフトしてきました。これから迎える3月の公立高校入試は、従来より読解問題が増えることは想像に難くありません。





さて、一言に読解問題といってもその種類は様々です。



例えば





・文の基本構造を理解できているか



・二つの文章の意味が同一かどうか



・論理的思考で判断できているか



・文と図表を対応させられるか



・定義と具体例を一致させられるか





など、読解力が問われる事柄は多岐にわたります。読解力というと国語に限った話と思われているかもしれませんが、読解力は全ての教科で問われますので、お間違えのないようにしてください。





読解問題とはつまりどういうことですか?



と問われれば私はこのように答えます。





”意味がわかって読めていますか”





皆さんのお子さんは、文章を読んだときや図表を見たときにその意味をきちんと把握できていますか?



この力が今後ますます問われるようになります。



最後に、まなび研究所で読解力のトレーニングを行なっている講座を紹介します。ご興味があれば覗いてみてください。





文、図表、新聞を使い様々な読解トレーニングを行う小6限定の講座


社会課題を解決する読解トレーニングを行う中学生







2022/01/13 Category | blog 



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