授業で実践 手応えを掴む 最新リーダー学 その3
ハーバード、オックスフォード・・・
世界のトップスクールが実践する考え方の磨き方
世界基準の「頭のよさ」をつくる31の方法
福原正大 / 大和書房
この本を読み終えたあとに、あらためて成功している会社やビジネス、勝つチームや組織などを見渡してみると、皆、基本スタンスは同じだったことに気がつく。そこには、アイデアや工夫を湧き出させ、彼ら自らがワクワク取り組めるようにサポートするリーダーが必ず存在する。
私も生徒たちの学力向上に取り組む以上、いつまでも「トップダウン型」の昭和時代の成功哲学やリーダーシップ論を掲げているのではなく、「ボトムアップ型」の時代に合わせた最適な指導法をしなければならない。しかし、私はそれに取り組むのが本当に楽しい。生徒も自分で判断し、自分で成果を上げていくようになるので、自信を持ち、自立していく。これこそ塾講師冥利に尽きるからだ。
もはや、勉強の分からないところを教えるだけが塾ではないのだ。生徒の可能性を拡げてあげるのが塾の役割でもある。
2014/01/22 Category | blog