今こそ「学問のすゝめ」を読もう

 福沢諭吉の「学問のすゝめ」を久しぶりに読みました。齋藤孝氏(にほんごであそぼの明治大学教授)も述べているとおり、ビジネス書として現在にも充分すぎるくらい通用する内容です。要は、学べば幸せになると、17の学び方が記されているのです。

 当然ですが、ここには偏差値をいくつとれば幸せになれるとか、校内で何番の順位をとれば将来は安泰かなどとは書かれていません。この書で言う「学ぶ」とは、見聞を拡げることです。これは本来の学ぶことの意味だと私は思っています。今の偏差値教育に慣れてしまった学生からは、学ぶことは点数をとることと思う方も少なくないと思いますが、それでは永遠の幸せは掴めないのです。学ぶことの本質はもっと別にあります。この別の部分が腑に落ちて実践できたときには、その人は偏差値も順位も大きく変わるのではないでしょうか。私自身が学ぶことの本質を伝える人になり、まなび研究所が見聞の拡げ方を発信したいと思います。こんな塾が浜松にひとつくらいあってもいいですよね。「学問のすゝめ」はまなび研究所のバイブルです。


2014/06/16 Category | blog 



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