愛情と承認とバランス
子どもに自立を促す提案をすると、
そこだけに焦点を当てる方がときどきいる。
大事なことは、
まずは相手を承認すること。
具体的に言えば「愛情」を注ぐことだ。
誰だって、認められ、褒められ、愛されれば嬉しいはず。
そのバックボーンがあってはじめて自立を促す対応が機能するのである。
想像してみよう。
もし愛情がなく、
自立を促す声かけだけをしていればその相手はどうなるだろうか?
厳しいだけの冷えきった関係である。
そのような人間関係で相手は成長するだろうか?
この反対の関係も考えられる。
どこまでも愛し続け、
その度合いが強くなりすぎて相手の自由を束縛してしまう。
きっと外に出たときや一人になったときには自分で物事を判断できない骨抜き人間になってしまうだろう。
自立を促すことと愛情を注ぐことのバランスどりをすること。
これは親や指導者など上に立つ者の役目である。
愛情をたっぷり注がれ、
承認してもらえてる子どもたちは、
ポジティブな言葉を使い、
発想が豊かで行動力がある。
ゆえに、反応がよく判断も早い。
これこそ皆さんが望むお子さんの様子ではないですか?
愛情と承認できっとお子さんが自ら進んで机に向かうようになりますよ。
2014/09/25 Category | blog