ハービー山口はアートだ!
デザイン・・・効率的、合理的なもの
アート・・・生き方、精神面を強めてくれるもの
偶然だったのだが、「ハービー山口」という写真家の話をポッドキャストで聞いた。顔も名前も知らない人だったが、どんな話をきかせてくれるのだろうかと、軽い気持ちで耳を傾けた。しかし出てくる言葉が刺激的でとても軽い気持ちではいられなくなってしまった。
カリエス、ボーイ・ジョージ、ベルリンの壁、パンク、3.11、Stay hungry, stay foolishなど、ドキドキさせられる言葉の連続に私の耳は占領され、気が付けば一時間の内容を聴き終えていた。そのときにはもう静かなる情熱が私の心に熱く宿っていた。
どの話も「個人と社会を結びつける意識」が、ハービー山口氏の鋭い洞察力で説かれていて、生きるってこういうことなんだよなと、気づかされた。んっ?もしかしてこれって、アート?アートだ!このとき、偶然にアートに触れられたことの嬉しさでおもわず小躍りしてしまった。
自分が創る授業はアートでありたい。これは私の信念だが、ハービー山口氏の話を聴いて、自分が創るべき授業がより鮮明になった。学習塾の講師だから、生徒の分からないことを答える、受験指導をし、夢を叶えるお手伝いをすることは当然として、そこに生き方を織り交ぜていきたい。私が創りたい授業はこれなのだ。アートは勉強をも人生の糧へと昇華させる力をもっているから、多感な時期を過ごしている小中学生にこそ必要不可欠。これは将来を担う子どもたちの前に立つ者として大事にしていきたい志だ。
最後にハービー山口氏の言葉で締めます。
「常に重要(一流)なモノに触れ、謙虚な姿勢であれ」
2012/04/19 Category | blog