「What do you think ?」と「How do you feel ?」
海外のエリートは、ディナー時に「What dou you think ?」と聞かれて、自分の考えを述べる訓練を子どもの頃から受けている。しかし、これは海外だけの話ではない。日本の家庭でもこれを日常としている家庭に出会うことも少なくない。子どもの頃からこのトレーニングを受けているのだから、思考が日常的に鍛えられているのだ。こういう子どもたちは本当の意味で学力が高い。私もグローバルに活躍している友人知人と話をする機会があるが、必ず「What dou you think ?」と尋ねられる。同じような経験をした方もきっといるだろう。尋ねられた時に、すぐに答えられないと、「無能な奴」というレッテルを貼られ、自分と話をするに値しない人物とみなされる。そう、これが世界標準だ。さらに、最近は「What do you think ?」をベースとした会話に「How do you feel ?」を加える家庭も増えてきている。自分の考えを述べるだけでなく、どんなことを感じているのかをお互いにシェアしているのだ。家庭内コミュニケーションの充実ぶりが、説得力ある主張ができる人を育てている現実をもっと多くの日本人は知った方がいいと思う。
点数や偏差値、できるか、できないかの杓子定規で測れるような世界で子育てをしている日本の家庭は、完全に世界から離されているし、時代にも合っていない。これではきっと子どもの可能性は大きく育たないだろう。本来人間は自分を表現したり、認めてもらえたりしたときに生きている実感を掴むのだと何かの本で読んだことがある。もっと、もっと、もっと実のあるコミュニケーションを交わし、子どもの考えや感じていることを引き出してあげるべきだ。
先日、大阪で行われた「どんな時代でもお金の流れを引き寄せる7つの秘訣セミナー」で、グローバル感と時代の潮流を学び、これから必要な教育が見えてきたように思う。
2014/11/15 Category | blog