国際科?普通科? 浜松北高校進学への親子での対話のヒント

本ブログでは、保護者の方からいただいた進路相談の様子を再現しています。浜松北高の学科選択でお悩みの方は、ぜひご参考ください。


お子さんの進路選択について悩まれているのですね。浜松北高は、国際科と普通科、それぞれに素晴らしい特徴があり、選択に迷うのは自然なことです。

進路を考える際に、まず大切にしたいのは、生徒さん自身の興味や将来の夢です。以下のような視点で、お子さんとじっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。

生徒さんの興味を探る質問例

  • 外国語を使って何かしたい、という気持ちはどのくらい強いですか?
  • 3年間同じクラスメイトと過ごすことについて、どう感じますか?
  • 海外での1ヶ月の研修に、どんな期待や不安がありますか?
  • 文系・理系、どちらにより興味がありますか?

国際科は、語学力を活かした進路を考えている生徒さんに向いています。1クラスだけの少人数制で、3年間同じメンバーと過ごすため、深い絆も育まれやすいでしょう。ニュージーランドでの研修は、人生の大きな転機となる可能性もあります。

一方、普通科は、将来の進路をじっくり考えながら、文系・理系を選択できる柔軟さがあります。より多くの仲間と出会える環境でもあります。

どちらを選んでも、浜松北高校での学びは、生徒さんの可能性を様々な形で広げてくれるはずです。

例えば国際科では、ニュージーランドでの海外研修で現地の方々と交流する中で、自分の世界が大きく広がったという声をよく耳にします。また、3年次の卒業論文「国際研究」の執筆を通じて、世界の問題に対する自分なりの考えを深められます。

普通科では、2年次からの文理選択で自分の適性を見極めながら、じっくりと進路を考えることができます。理系なら医学部や工学部、文系なら法学部や経済学部など、興味に応じて進路を選べる間口の広さがあります。

進学実績を見ても、国際科からは外国語学部や国際関係学部はもちろん、理系学部への進学者も増えています。普通科では国公立大学を中心に、より幅広い学部に進学しています。

このように、国際科・普通科それぞれの特色ある学びを通じて、生徒さんは自分の才能や可能性に気づき、新たな目標を見つけていくことでしょう。

大切なのは、生徒さん自身が「ここで学びたい!」と感じる気持ちです。まずは生徒さんの声に耳を傾け、なぜそう思うのか、どんな不安があるのか、ゆっくりと話し合ってみてください。

進路選択は、生徒さんの人生の大切な岐路です。すぐに答えが出なくても、親子で対話を重ねながら、生徒さんらしい選択ができることを願っています。


2025/01/08 Category | blog 



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