「みろんぱん」が美味しい!

 巷で話題になっている「みろんぱん」を食べました。これは、浜松工業高校手芸調理部の生徒9人とコンビニエンスストアのサークルKサンクスが共同開発したとてもユニークなパン。さて、気になる味ですが、こちらもユニーク。ミカン好きならば、ミカン果汁を練り込んだ生地がきっと気に入ると思います。
 この共同開発のように、高校生のアイデアを実社会へ反映させる取り組みに、私は大賛成です。学校や塾で身に付けた「知識」を現実社会に応用させてこそ教育だと思っているからです。こうなれば学生たちも何のために勉強しているのかが分かります。できれば高校生だけでなく、小学生のうちから取り組ませるとより良いと思います。きっと学校へ通う目的がはっきりとして、学校がもっと楽しいものになるでしょうね。

 先日行われた浜松西高中等部の試験問題にも実生活を問う問題がありました。しかもこの傾向が強まってきました。こちらも教育と実社会の連携を意識した表れなのでしょうか。そのうち、ペーパー試験ではなく、学んだことをどうやって実生活に生かすかという受験に切り替わるかもしれませんね。「みろんぱん」を食べながら、「変化する教育について」考えてしまいました。

 学校で学んだ知識を想像力や情熱を通して現実に応用していかないと何も学んだことにならない。浜工手芸調理部の生徒たちは、きっとこのことを証明してくれることになるでしょう。

2012/01/20 Category | blog 



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