速読できる子は体験的知識量が多い
「速読できる子は体験的知識量が多い」と題された福島隆史先生(ふくしま国語塾)のメルマガを読みました。そこにはこのように書かれていました。
「国語力をつけるために体験を多く積もう」
この提言には本当に納得です。経験値が高くなるゆえ、発想力が身につきますよね。そして速読へとつながります。そこで、このメルマガで福島先生が話題にされていた本を早速読んでみました。
書籍:「読む」技術─速読・精読・味読の力をつける
著者:石黒圭
出版社:光文社新書
本書は、人によって「文体」が違うように、読み方にも「読体」という個性があることを前提に論を展開。固定化した自分の読み方に揺さぶりをかけ、新たな読み方を自分で開発するための戦略までも紹介している本。これは読むだけで脳が開発され、頭が良くなりそうです。
さて、話を本筋にもどすと、「速読の力をつけるために、親は子供を遊ばせましょう、外へ連れ出しましょう」と唱える国語指導のプロフェッシャルの言葉には、国語力アップための本質が見えます。体験を通して知識を如何に得るか。ゴールデンエイジは必須ですね。
2015/09/07 Category | blog