教育にプラットフォームという視点





















目の前にあることに取り組むことは無論大事だが、同時にプラットフォームも考えたい。このまま進めばどうなるのか未来が予測できるからだ。
本書が言うプラットフォームとは「いつまでも成長し続けられる仕組み」と、私は解釈した。

勉強はプラットフォーム
家族もプラットフォーム
学校もプラットフォーム
社会もプラットフォーム

なんだかんだ言っても人間は何らかのプラットフォーム上で生きている。
だから自分や子どもがどんなプラットフォーム上で学び生きているのか見極められれば、進路や就職、人生を実りあるものへ変えられると思う。

プラットフォームという視点は、現代の情報過多な時代を生きる上でとても重要なのではなかろうか。
そして、単に生きる人だけではなく、自らがビジネスや社会のプラットフォームを築ける人になりたい。
そうこれこそが、今求められる人材像の「自ら課題を見つけ実行に移せる人」だ。

学校教育が始めているアクティブラーニングに物足りなさを感じているビジネスマンや経営者は多いと聞く。もう一歩踏み込んで、社会で活躍する人材育成、つまり有機的なプラットフォームで教育を進める必要がありそうだ。

※本書の第7章「人を幸せにするプラットフォーム」は奥深い。教育関係者必読、教育の未来が垣間見えるから。

<書籍紹介>
ザ・プラットフォーム
IT企業はなぜ世界を変えるのか?
著者:尾原和啓
出版社:NHK出版新書


2016/06/20 Category | blog 



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