靴には持ち主の人柄が表れる

大人の世界では、靴に手入れが行き届いているかどうかで履いている人の人物評価をするところがある。特にビジネスにおいては顕著だ。その相手から購入するのか、成約を結ぶのか無意識のうちに靴を見て決めてしまうところがある。さらに大きなビジネスになればなるほど、社会的な地位が高い人とのビジネスになればなるほど靴の重要度が増す。いくら本人の仕事の実績やスキルが優れていても靴が汚れていたり、光沢が失われていたりして、靴を大事に扱っていない様子がわかると、契約どころか、面会すら許されなくなる。その人の仕事振りが透けて見えてしまうからだ。

先日、年収2億円の方のお話を聞きに行ったのだが、やはり靴はピカピカだった。その方とは年に二回お会いしているのだが、いつも靴はピカピカだ。靴の知識が豊富で、手入れの仕方にも抜かりはない。
一流と呼ばれる人たちの靴へのこだわりは並外れているように思う。

「靴には持ち主の人柄が表れる」ことを小・中学生は教養として身につけた方がいい。靴を大切に扱える人は、人への心配りができて、所作にも品格が漂う。以前このブログでマナーや身嗜みは国語力だ「気配りって国語力ですよね(2014年11月14日)」ということを書いたが、靴の扱い方も同様だ。人への心配り、つまり「相手の気持ちを考える」ことができるようになるからだ。


2016/06/28 Category | blog 



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