この授業こそ待ち望んでいたものでは?
塾を始めた頃に、高校の時にお世話になった先生を訪ねた事があります。
その先生は数学の先生で教えるのがとても上手!理数系男子にはとても人気がありました。
その時に先生に不思議なことを言われました。
「古橋、何も教えなくても生徒がわかるようになったり、成績が上がるようになったら本物の指導者だ」
当時は、そんな神がかったことなんてできるかよー、第一言っていることの意味がわからん?と、話半分で聞いていました。
あれから16年、この夏より始めた「まなびBASIC」おかげでその意味がやっと分かるようになってきました。
「一学期散々だった数学のテストがクラスで一番になった」
「足を引っ張っていた理科が満点まであと一歩の点数になった」
「模擬試験で一番悪かった理科に集中的に取り組んだところ、本番の学調で一番良い点数を取ることができ、5教科合計でも満足のいく結果だった」
これらは、この夏のまなびBASICを受講した生徒たちの声です。ここでの私はほぼ勉強を教えていません。では、何をしたかと言うと、中学生たちに何をどうやって勉強するのか書き出させ、勉強が終わったら、反省をし次回につなげること。この一連の作業を徹底的に行っただけです。
言い換えれば、こちらから何を勉強するか指示を与えず、中学生たちの自主性にまかせて勉強させていきました。すると、グングン勉強に対して前向きになっていきました。
かつては塾のチラシに「わかるまで教えてもいいですか?」とコピーを書いたこともありましたが、今思うと自分は何もわかっていませんでしたね。
話は元に戻りますが、勉強の仕方をメンテナンスしていく時間が週に一回あると、中学生というのは、気づきを得て、工夫し、最後までやり遂げようとする能力が磨かれていきます。これこそ、中学生自身はもちろのこと、お父さんやお母さんも望んでいたことですよね。「わからないところを教える」という塾の在り方が根本的に変わってしまいそうですが、それでも構いません。点数を取りたい、成績を上げたい、志望校に合格したいという、みんなが望む夢に結びつけることが出来るなら。
まなびBASICでもっと多くの実績を作ることが出来たら、久しぶりに恩師のところへ挨拶に行こうと思います。こちらもとても楽しみです。
>まなびBASICについてはここをクリック
2016/09/20 Category | blog
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