学力上位層は論述技術で差がつく
今日は高校入試分析セミナーに参加してきましたが、ここでも感じたことは「公立の逆襲『高校力』」と同じでしたね。「二極化が加速している」
2020年度の大学入試改革に向けた公立高校入試問題の変化に対応できるかできないか。もう既に中学生たちは篩(ふるい)にかけられています。
特に学力上位層は言語能力や作文技術で差がつくのは明白です。全国の新傾向の公立入試問題を解いてみて感じました。
2〜3年前まではある程度パターン化した問題を覚えてしまえば解答できましたが、自分が考えた理由を書かなければならないとなると、今までのような勉強では点数はとれません。何も国語だけの話ではないですよ。数学でも、英語でも、社会・理科でも。教科という垣根が取り払われつつあります。
問題や資料を読み取り、判断し、それを言語化する力。
まさにまなび研究所の「作文討論(小6)」や「新聞討論(中1・2・3)」の授業そのものです。この地域で言えば、浜松北高や浜松市立高に合格するためには論述技術は必須になってきそうです。
でも、こういった力を鍛えるのが、本来の教育ですよね。子どもたちのことや日本社会のことを、長い目で見れば良いことだと思います。
2016/10/17 Category | blog
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