中学生に哲学を
そんな彼の本を読んでいらっしゃる方が、身近にいた。私の尊敬する塾の先生だ。為末大の「走る哲学」に一目置かれていて、子どもたちに「哲学」を学ばせたいと熱く語ってくださった。それこそが、子どもたちにとっての一生の財産になると。そして、新聞を使って「考える力」を鍛錬させるプランを聞かせていただいた。この「考える力」をトレーニングさせることに、私も大いに賛成だ。
もはや、数学の公式や、社会や理科の用語を覚えることに偏りすぎってしまった勉強法に、日本全体が限界を感じてしまっている。これからは「考える力」を鍛える勉強法にシフトを入れ替えてもよいのではないだろうか。いや、そうせざるをえないところまで日本は来ていると私は思う。特に中学生に、哲学を通して「考える力」を身に付けさせたい。
2012/10/01 Category | blog
