勉強を苦行にすると、勉強嫌いになる
同じ勉強をしていても差がつく「本質的な理由」
できる子とあと一歩の子の意外と大きい違い
東洋経済ONLINE:2016年12月15日(水)
http://toyokeizai.net/articles/-/149489
と題された記事を読み、大きくうなずきました。
私はこの内容に全く同感です。
このブログや自身のポッドキャストでも伝え続けてきたことと
全く同じ内容で驚いたほどです。
改めてお伝えするとこういうことです。
学力の高さは勉強量ではありません。
呼吸をするかのごとく、考えることをしているかどうかです。
勉強量である程度のところまで学力は身につくのも事実。
しかしそこから先は違います。
そこは考えることを日常的に行なっている子だけがいけるゾーン。
その子たちにとって考えることは楽しいことであり当たり前のこと。
だから、勉強することはワクワクすることなのです。
こういうタイプの子は概して温和な表情をしているのも特徴。
まなび研究所にこういうタイプのお子さんは多いです。
その子の親御さんにどういう子育てをしてきたかと尋ねると
「特に何もしていません」
とおきまりのフレーズがよく返ってきます。
これでは全く様子がつかめないので
もう少し掘り下げて質問してみると
「子供に判断を任せてきた」
と答えてくれるケースがほとんど。
なかにはこんな親御さんもいました。
「考えることって楽しいね♪」
子供が小さい頃から、そればかり言ってきたというエピソードも。
これなら考えることが当たり前になりますよね。
また親子関係が優良なのも特徴。
みなさんの周りにもいませんでしたか、
勉強をやっているようには見えないんだけど
成績がいつも優秀だった友達。
勉強を苦行にしている子は、勉強嫌いになります。
勉強を楽しんでいる子と、学習効率を比較すると
そのパフォーマンスはとても低く、成果が上がりにくいです。
巷でよく言われる
「何時間勉強したらいいか」
「どれくらいの量を勉強したらいいか」
を考えるよりも「考えることが楽しい」という言葉をお子さんにいっぱいふりかけてみてはいかがだろうか。
2016/12/15 Category | blog