二ヶ月間で140枚相当のテスト ピーキング効果 中3受験生の調子は上々
高校入試に備えるためには、
見事に解答できるまで勉強するだけでは、
十分ではありません。
自分に負荷をかけた上で、
頭を働かせられるかが身に付かなければ、
どんなに徹底的に練習してもそれでは、
不十分だと思うのです。
でも、
それでもまだ足りません。
入試当日と同じような状況で、
得点できるようにならなければならない。
だから、
まなび研究所の中3受験生は、
そのためのステップをしっかりと積んできました。
年が明けた1月から入試当日までの二ヶ月間で、
中3受験生たちに課してきたテストは14回分。
1回分には5教科のテストが含まれているから、
14回×5教科で計70枚のテストを解いてきました。
これだけでも驚かれると思いますが、
実は全てのテストに類似問題を付け、
これも解いているので、
合わせて140枚分相当のテスト問題を解いてきたことになります。
しかも「復習主義を貫く」ことを理念としている塾なので、
受験生たちはテスト以外の勉強もかなり取り組んでいたはずです。
この冬、
受験生たちにはかなりの負荷をかけてきました。
おかげで随分と得点力が身に付き、
逞しくなりました。
高校入試まで残り一週間となったところで、
本番へのカウントダウンと称した
「本番までのスケジュールカレンダー」を受験生たちに渡しました。
今年の受験日程に合わせて、
私が書き下ろした直筆カレンダーです。
いわばピーキングです。
ここでは一日一日のテーマを決めてあり、
授業内で受験生たちに「今、するべきこと」を細かく伝え、
このカレンダーの活用方法を指導しました。
その後、
受験生たちは、
毎日するべきことを守って過ごしてくれているようです。
今週、
塾内で行った最後のテストでは、
全員が9割前後の得点率の高さを記録。
しかも「本気になるな」と指示を出して、
いつもより力を抜いて問題を解かせています。
受験生たちも感触をつかんでいる様子で
「調子は上々です」との返答が返ってきました。
大事な本番に向けて、
直前はどのように調整をするのか。
受験生に今までの努力をどこまで発揮させてあげられるかどうかは、
指導者の手腕にかかっています。
合格するために最後の最後まで抜かりはありません。
これがまなび研究所のスタイルです。
明日は本番です。
自分自身の力を出し切ってくれると信じています。
2017/03/02 Category | blog