微妙に難化 静岡の公立高校入試問題

高校入試改革は今回も見送られました。

こうなると、

他府県の様子が気になります。

静岡県だけが、

世の中の変化から取り残されているのか

心配になってきました。




さて、

今年の静岡の公立高校入試問題の傾向はどうなったのかと言うと、

結論から言うと「難化」でした。

知人の塾の先生が仰っていた言葉が

的を得ていたので紹介します。




「微妙に難化」




この傾向が表れていた教科は、

理科・数学・社会の三教科。

浜松北高などの難関校を目指した受験生は、

これらの教科が合否を分けそうです。

この傾向をもう少し細かく見てみると

「論理力」が問われていることに気がつきます。

それはまるで「あなたは先の先の先まで考えることはできますか?」

と問われているような問題。

いわば思考の深さが求められていました。




全国で勃発している高校入試改革は、

来年以降に持ち越されました。

これから高校入試に挑む中学生は、

引き続き知識を得る勉強は大切ですが、

「難関校に合格する」や「大学入試改革に備える」ためには、

プラスアルファの勉強が求められます。




自分で考えて答える訓練は必須です。

懇切丁寧に解説された授業や、

いつも誰かに教えてもらいながらの勉強習慣では、

自分で考える力はなかなか身につきません。




特に小学生や中1・中2は、

テストの点数を気にすることよりも、

学校の授業についていけるかどうかを心配するよりも

「自分で考えて行動する」機会を

たくさん与えて自主性を育みたいですね。




このブログをお読みなっている親御さんで、

お子さんがいらっしゃる方は、

是非ともそのように意識してみてくださいね。

今回の公立高校入試問題を解きながら感じました。




2017/03/07 Category | blog 



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