新・国語 - 読解と作文を鍛える講座【中学生】
本講座は、国語読解の解法と作文(小論文)の書き方を身につけることを目的とします。
まず、読解とは、単に文章を読んで答えを書くのでなく、出題者の要求に従って、出題者の解釈を推察しながら読み、出題者の求める内容でなくてはなりません。
次に、作文(小論文)では、課題として一文のみのテーマが与えられるもの、1000文字以上の文章が与えられるもの、グラフや表の資料が与えられるものがあり、これについて自らの考えを述べるものです。しかし、作文も自由に考えを書くのではなく、出題者の意図を読み取り、書くことが求められます。本講座ではこの読解と作文(小論文)の課題に対応できる力を身につけます。
これに加え、中学では社会的なテーマを課題とした作文を書くことを求められます。
社会的なテーマについては、読売中高生新聞の記事で一般常識の知識、社会的な常識を身につけ、生徒間の討論を通し、問題点の抽出と問題解決の力を鍛えます。
具体的なカリキュラムの内容<読解>
1.課題文と設問の読み方
2.対比の関係の読み解き方
3.具体例と要点の区別の分け方
4.要約文の書き方
5.グラフ、表などの資料の読み方
具体的なカリキュラムの内容<作文>
1.作文の基本型
2.課題文が与えられる作文
①筆者の意見に賛成の場合の文章
②筆者の意見に反対の場合の文章
3.説得力のある文章の書き方
①パラドックス(逆接的表現)を使った文章
②共通点・相違点を使った文章
4.社会的なテーマの文章の書き方(小論文)
5.例題を使った作文、小論文の実践
概要
対象 | 中学1・2・3年 |
講座日 | 毎週月曜日 |
講座時間 | 19:40〜21:10 |
定員 | 12名程度 |
内容
①作文トレーニング(800字~1600字の作文を提出・添削) |
②新聞記事の音読・討論(読売 中高生新聞より) |
③読解力・要約力の鍛錬 |
新・国語の年間カリキュラム
3月〜4月 | <作文>原稿用紙の使い方、言葉の使い方、文の組み立て方 接続語の使い方、原因と結果の書き方 <読解>新聞記事の読解、名文読解 |
5月〜6月 | <作文>具体例と要約の書き方、物事の対比の書き方 <読解>新聞記事の読解、名文読解 |
6月〜7月 | <作文>文章の構成 起承転結、序論・本論・結論 意見の書き方、根拠の示し方 具体例の挙げ方、対比の仕方 <読解>新聞記事の読解、名文読解 |
8月 | <作文>文章の書き方① 根拠、具体例を使った文章の書き方 文章の書き方②対比、反論を使った文章の書き方 作文コンクール提出(800字以上1600以内の作品) <読解>新聞記事の読解、名文読解 |
9月 | <作文>作文の実践 意見文(原因と結果を明らかにして書く) <読解>新聞記事の読解、名文読解 |
10月 | <作文>作文の実践 意見文(具体例を示して書く) <読解>新聞記事の読解、名文読解 |
11月 | <作文>作文の実践 意見文(特徴を対比して選ぶ) <読解>資料の読解、入試問題 |
12月 | <作文>作文の実践 意見文(反論を予想して書く) <読解>資料の読解、大学入試問題 |
1月 | <作文>資料の読み取り、比較、考察 <読解>資料の読解、大学入試問題 |
2月 | <作文>長文読解及び要約作文 <読解>資料の読解、大学入試問題 |
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